【映画レビュー】サイレンス
こんばんは。ろうきゅうです。
今回は マイク・フラナガン監督作品のサイレンスを視聴しました。
あらすじと、感想、考察を述べていきたいと思います。
あらすじ
閑散とした森の中、一人で暮らす女性。彼女は聾唖者であり、音が何も聞こえない。
そんな彼女の元に、殺人鬼の影が忍び寄る・・・。
感想
評価★★☆☆☆
すごくざっくりとした映画だった。
耳が聞こえない中で殺人鬼から逃げるというコンセプトはなかなかに面白く、
特にBGM、効果音が一切なくなるシーンは緊張感があっていい。
タイトルとあらすじをみて、視聴するに至ったのだが、
以前見た「ドントブリーズ」のような作風を期待したのだが、
あれほど恐怖演出は強くなかった。
正直、恐怖感はほとんどない。
殺人鬼も、序盤でマスクをすぐに外すし、結構フランクに話しかけてくる。
ただの主人公と殺人鬼の1on1で、友人がただただ殺されるだけである。
また、序盤で元彼らしき人物と、連絡を取ろうとしたりしなかったりと、
伏線らしきものを張っているのに、一切回収しない。
まぁ伏線回収しないのは慣れっこなので、気にしないのである。
そして今作一番の低評価ポイントは
なぜ殺人鬼が主人公を襲うのか、の動機の部分である。
私が解釈しきれていないのかも知れないが、
主人公と殺人鬼の関係性が一切か明らかにされていない。
なので終わってから何を見せられていたのか謎になる。
おわりに
いい作品に出会うかどうかは運次第である。
しかし、いい作品じゃないものは悪い作品なわけではない。
様々な作品を見て、自分の価値を高めていければと思う。
これからも映画レビューはできるかぎりつづけていきたい。
そして一番の低評価ポイントは、殺人鬼の動機が謎なこと。